【研究会発表の成績】

今月は比較歯科学研究会で1題、日本小動物歯科研究会で2題(計3題)の症例発表をさせていただきました。

嬉しいことに発表した3題全てが最優秀賞をいただき、3冠を達成できたので大変充実した1ヶ月を過ごすことができました。

 

今回報告させていただいた3題はいずれも従来は保存不可能で、「抜歯しかない」と言われていた歯をどうやって治し保存するのかという、

従来の【抜歯基準】と呼ばれる物への挑戦的な内容での発表でした。

 

最初からあきらめるのではなく、積極的な治療を行うことで重要度が高い歯が重度の病的な状態になっても、再生療法やM-MINST、根管治療等、様々な治療を組み合わせることでこんなに治せるんだよ、ということがご評価いただけた証拠だと思うので、今後ますます獣医歯科が発展していく上での一つの足掛かりになる報告になっていたら嬉しいなと思います。

 

今後も不可能とされるケースを治して、従来の世界的な【抜歯基準】を打ち壊していきたいと思います。