膀胱炎の代表的な症状

どの年齢期の猫にも起きる、「頻尿」「血尿」「水をよく飲む」「尿が出ない」を主な症状とする膀胱の病気です。

どの猫種でもあっても発病する可能性がある疾患です。

 

必要な検査

1尿検査

ご自宅で採尿してきていただき、取れたら1時間以内に尿検査を実施したいです。冷蔵庫に保存した尿では、結晶が析出してしまい、誤診の下ですので、冷蔵庫には入れずに、なるべく早くお持ちください。 自宅での採尿が難しい場合、尿が溜まっていれば病院で採尿させていただきます。

2腹部エコー検査

膀胱の中に結石が無いか、腎臓に結石がないかを確認します。

3尿培養検査

尿中の細菌の有無を確認します。通常の尿検査のみでは細菌の検出ができないことは多々あります。そのため細菌同定・感受性試験を行うことで、細菌がいるのかいないのか、いるならどの種類の細菌がいるのか、その細菌にはどの薬が効くのかということがはっきりします。

効果の無い薬を漫然と飲むよりも、しっかりと効くことが分かっている薬を飲むことができるというメリットがあります。ただ、検査結果が出るまでに10日〜14日かかるため、早めに検査会社へ提出することが大事です。

原因別治療法

原因によって治療法は異なります。

猫の膀胱炎の原因は大まかに3つで、

①細菌性、②結石・結晶性、③ストレス性です。

 

①細菌性の場合

適切な抗生剤投与で改善します。

②結石・結晶性の場合

出来ている結石・結晶の種類によって治療法は変わりますが、治療食への変更、必要に応じた手術が治療法となります。

③ストレス性の場合

本人が何にストレスを感じているのかを知ることが難しいため、治療には苦慮します。一旦治ってもすぐに再発してしまうことも考えられます。

ストレスの緩和方法としては、トイレを衛生的に保つ、トイレを複数箇所用意する、水飲み場を増やす、ストレス値を下げる栄養素の入ったフードに変更するなどがあります。

 

原因によって治療法が異なるため、まずは根本的な原因をしっかり見極めることが重要です。

冒頭に記載した症状や違和感(いつもと様子が違う)などがありましたらご相談ください。

 

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