院長挨拶

私は、いわゆる動物好きとは少し違います。
私の喜びは「動物の病気を治すこと。」「動物が元気になっていく姿を看ること」です。
病気の動物を治したいと思う気持を強くしたのはマヤとの出会いです。
マヤは馬です。


私は東京の獣医大学に通っていました。
大学時代、馬術部の部員でした。
その時の私のパートナーが牝馬のマヤだったのです。
競技は色々な障害を飛ぶのですが、実は馬は恐がりで 簡単には障害を飛ばず逃げてしまいます。
馬が飛ばないと、
「バカヤロウー奥村こっちに来い」
と先輩に呼びつけられ、喝を入れられます。
飛べないのは人間である私の責任です。
人馬一体という言葉がありますが、まさに動物と心をひとつにしないと飛べないのです。
それができないのは、私がまだ動物の心を理解できていない。動物から心からの信頼を得ていない証拠なのです。
私は早朝から夜までマヤと過ごし、世話をし練習を重ねました。


そんなある日、悲しい事故が起きました。
マヤが腰を痛めてしまったのです。そして処分される決定がされてしまいました。
マヤが引き渡される日の朝、私はもう1度だけ自由に走らせてやろうとマヤを馬場に出しました。
するとマヤは障害に向かって走り出しました。
あっと思った瞬間、マヤの身体は障害の上を飛んでいました。
夢のような光景でした。
最期にトラックに乗った潤んだマヤの瞳は今でも覚えています。


動物の病気やケガを治して命をつなげる獣医師になりたい。
そう本気で思うようになったのは、マヤとの出会いがあったからです。
これが私の獣医師としての原点です。





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